いくつかの予備校・塾には、こうして「面接」を通って合格した先輩たちの意見をまとめた資料などもあります。机の並びかたがどうで、なにを質問されたか、など、「面接」のようすがとても細かく記録されています。「面接重視」の傾向がある学校を狙う人は、ぜひ参考にしましょう。また、「面接」で欠かせないのが、リハーサルです。高校でも、「面接」の練習は十分に行っていますが、そうしたチャンスに恵まれない人は、予備校・塾の進路指導担当者に相談するといいでしょう。「面接対策」自体をカリキュラムに取り入れているところもありますので、有効に活用できます。以上のように、推薦入試では、一般入試とは違った固有の特徴があります。その特徴については、表として整理しておきます。
一昔前なら、塾の講師というのは、ただ勉強さえ教えていればよいと思われていた。しかし現在は、塾同士の競争が厳しいこともあり、塾の講師は、塾生一人一人の性格をよく把握し、家庭ではどういう様子なのかまで知っておかなければならない時代になってきた。一クラス二十名以下の生徒を見ている塾の講師は、一人一人の学力をかなり正確にとらえ、得意なところや苦手なところをよく知っている。三、四年間ずっと同じ個人塾に通う子どももかなりいるので、講師が性格や癖まで知っていることも多く、学校の大人数学級では得られない強みがある。だから親にしてみれば、父母懇談会や個人面談を利用して子どもの塾での様子を聞くことは、塾での学習ぶりを知るだけでなく、子どもの良い面、悪い面を発見することができる。
受験を前提にすれば、英語は最重要科目。英語力を伸ばすうえで土台になるのが国語力です。国語力が弱いと英語力も伸びません。特に英文解釈では、英文法を読む力の根幹として、国語力は不可欠です。それ故に入試では、含蓄深い文章を読解させるのです。国語力が重要なのは、英語に限った話ではありません。数学を解く能力も国語力にかかっているのです。計算問題はともかく、文章題は、読解力が弱いと、何を問われているのかすら理解できず、答えを導き出すことはできません。大学受験の数学では、解決プロセスの中で使われる論理的な思考や形容詞、副詞の適切な言葉の使い方が要求されます。数字を操るだけの科目に思いがちですが、解答を導き出すプロセスでは、表現力も重要な得点判断になっています。理科や社会にしても、やはり土台(基礎学力)は国語力です。