メニュー

当サイトについて


パンフレットの美しさ一つにも細心の注意を払う

セールスープロモーターは実務的には、著名人を呼んできて話題づくりをしたり、パンフレットの美しさ一つにも細心の注意を払う。会場の手配をしたり、展示品の搬入や展示方法、撤収の計画、さらには人員の手配などもしなければならない。こうした実務能力はもちろんだが、結局は顧客を喜ばせ、美しいと感じさせる力、つまるところ「人をよく知っているかどうか」がセールス・プロモーターには不可欠な能力だ。そのために、自社の展示会がないときなどは他社の展示会を回り、それをレポートにまとめる作業も行っている。特定の商品の販売促進では、広告、宣伝担当者とプランを練り、ときには自らが広告、宣伝担当を兼ねる場合もある。ファッションビジネスは様々な人の手によって支えられているのである。

問屋無用論が叫ばれた時代もあった

QRとは顧客の情報を正確に入手、どのスタイルのどの商品が一日にどの店でどのくらい売れるのか、さらにはどの商品がどういう顧客になぜ売れるのか、といった情報を入手できるシステムである。このシステムの構築は八〇年代に米国のギャップやリミテッドなどが垂直的に推進した。このシステムをSCM(サプライチェーン・マネジメントシステム)と称している。つまり製・販一体によるコスト削減のため、中間業者(卸・問屋)を削除したり、いわば中抜きの進行だ。いま、このうねりが始まっている。では、その例を挙げよう。いまから約三〇年前の七〇年代に、合繊メーカーの川下作戦が活発化したことがある(素材メーカーを川上とするなら小売業を川下と呼ぶ)。これは合繊素材による衣料の大量生産、大量販売が行なわれた時期だ。そのころ、東レや帝人など合繊各社は、糸から製品の段階にまで流通介入をした。いわば垂直統合による流通支配である。それがいままた中間の卸・問屋の中抜による流通支配が始まろうとしている。一時期、問屋無用論が叫ばれた時代があったが、再びその時期を迎えたのだ。

ブランド物はシーズンごとに少しずつ変化していく

ブランド物はシーズンごとに少しずつ変化していきますから、同じような形や色でも、時代的な満足感はあります。思い切って何かひとつ買ってみると、不思議なことに、そのひとつに次から次へと小物をそろえてみたくなります。そのブランドが長年続けてきた、研究しつくされた形や色彩が、文句なしに美しいことと、ほかの色をもってきても合わないような場合が多いからです。さて、このふたつの両極端の服装計画をどうするかが問題です。私がおすすめするのは、服装は日本製でも外国製でも自分の環境に合ったものを、色を決めて上手に。そして小物にブランド物を。余裕ができたらぜいたくなスーツを着てみましよう。自分のブランドだと、胸を張れるものの提案です。